合唱団紹介

飯森範親氏を音楽監督に迎えて

2009年6月に京浜地区(大田区、品川区、川崎市、横浜市)を拠点とする新しい混声合唱団「コーロ・フォレスタ」が誕生しました。

東京交響楽団の正指揮者、山形交響楽団の音楽監督そしてドイツ・ヴュルテンベルクフィル管弦楽団の首席客演指揮者などをつとめ、超多忙な飯森範親氏に「混声合唱団 コーロ・フォレスタ」を音楽監督としてご指導いただいております。

京浜地区での新しい合唱団を設立する構想に、神奈川県の出身で故郷での音楽活動に関心を示された飯森氏がご賛同いただいたことで実現しました。飯森氏はこの合唱団が、質の高い素晴らしい合唱団に育つことを強く望まれ熱意あふれるご指導をいただいております。

合唱団の名前は飯森先生の苗字の一字、森(フォレスタ)を頂戴して名づけました。

過去の演奏会の内容はこちらよりご覧いただけます。

飯森範親氏プロフィール

桐朋学園大学指揮科卒業。ベルリン、ミュンヘンで研鑚を積み、これまでにフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコ・フィル、モスクワ放送響等に客演。01年、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(GMD)に着任し、日本ツアーも成功に導いた。国内では94年以来、東京交響楽団と密接な関係を続け、正指揮者、特別客演指揮者を歴任。06年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、07年より山形交響楽団音楽監督に就任、芸術総監督を経て、22年より同楽団桂冠指揮者。パシフィックフィルハーモニア東京音楽監督、日本センチュリー交響楽団首席指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。23年4月より群馬交響楽団常任指揮者に就任。

指導者紹介

コーロ・フォレスタの指導者は、いずれもプロとして活躍されている音楽家で、飯森先生からの指名または承認の下、ご就任いただきました。
アマチュア合唱団としては最高レベルの指導体制と自負しております。


常任指揮者

杉山範雄 先生

小田原出身。10歳より小田原少年少女合唱隊入隊、ルネッサンスから現代まで多くのアカペラ・アンサンブルを学ぶ。湘南工科大学付属高等学校、東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、これまでに「フィガロの結婚」伯爵、「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、「コシ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソ、「カルメン」エスカミーリヨ、「ボエーム」コッリーネ等を演じ、クープラン「聖スザンナのモテット」、バッハ「カンタータ」・「マタイ受難曲」・「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「戴冠ミサ」、グノー「チェチーリアミサ」、ベートーベン「第九」、オルフ「アフロディーテの勝利」・「カルミナ・ブラーナ」等演奏会バスソロにて多数出演、故佐藤太功太郎、小泉ひろし、小林研一郎等各指揮のもとソリストを務める。

声楽を多田羅迪夫、桑原妙子の両氏に師事。近年では、合唱指導の分野でも活躍している。 現在、コーロ・しるふれい、金沢混声合唱団、In Pace、栄混声合唱団女声部等常任指揮者。サウンドブリッジ合唱団、JVC合唱団、小田原男声合唱団等指導員。読売文化センター、さがみ・コミュニティーホール文化事業合唱講座、栄区メサイア塾、桐朋学園大学付属「子供のための音楽教室」等講師。神奈川県合唱連盟理事。芸大小田原市人会会員。


合唱指導・指揮者

足立さつき 先生

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。1986年第3回ニッカ椿姫新人賞第1位を受賞。1987年「椿姫」のヴィオレッタ役でオペラ・デビュー。以後、「こうもり」のアデーレ、「フィガロの結婚」のスザンナ、「リゴレット」のジルダなど様々なオペラに出演。

1991年よりミラノへ2年間留学。1994年と2004年にはウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラとの全国公演にソリストとして参加し、絶賛を浴びる。1996年12月31日−翌1997年1月1日の両日、ザルツブルグ・モーツァルテウム大ホールにて行なわれた、ウィーン・オペレッタ・オーケストラのジルベスター及びニュー・イヤーコンサートに出演。

近年、後進の指導とともに合唱指導も始め、2013年1月には、東京交響楽団付属、東響コーラス25周年記念「万葉集」公演で、合唱指揮者デビュー。ソロ活動と共に、東京、故郷・丹波市の他、各地での指導者、ヴォイストレーナーとしても活動している。


ピアニスト

金子めぐみ 先生

ローマ・サンタチェチーリア国立音楽院卒業。谷康子、臼井康雄、ファウスト・チェーザレの各氏に師事。1984年、新潟県音楽コンクールで大賞受賞。1985年、新潟交響楽団とモーツアルトのピアノ協奏曲で共演。1997年、レナータ・スコット・オペラアカデミーに於いて伴奏法をヴィンチェンツォ・スカレーラに師事。

近年は声楽の伴奏ピアニストをつとめるとともに様々な合唱団と活動を共にしている。イタリア協会主催のイタリア中部地震復興支援チャリティコンサートに出演するほか、地元新潟において新潟県文化振興財団主催のオペラ・ガラコンサートに出演し好評を博す。コーロ・フォレスタ設立以来、練習ピアニストを務める。


ピアニスト

古瀬安子 先生

兵庫県立西宮高等学校音楽科、お茶の水女子大学音楽科卒業、同大学院修了。大学院修了後、母校で後進の指導にあたる。ポーランドやスロヴァキアなどでピアノ協奏曲のソリストをつとめたり、室内楽の分野でも様々なコンサートに出演。それと同時にオペラに関わる仕事も多数あり、これまでに、二期会や藤原歌劇団、日本オペラ振興会、小澤征爾音楽塾をはじめとするオペラ団体の公演にて音楽スタッフをつとめた。

現在は、それらの活動に加えて、新国立劇場合唱団や東響コーラスなどのピアニストとしても活躍している。昭和音楽大学講師。